2.目的

(1)岩手スタンダードの確立
本コンソーシアムは岩手県の医療福祉分野において情報化を促進し、医療と福祉の両者を連携させた質の高いサービスを低コストで県民に提供できる環境創りを第一のねらいとしています。具体的には、ある地域で適用されている優れた医療・福祉情報システム及びソフトウェアに関する情報を収集し、これらを岩手県内に広く普及させます。

(2)国内外標準技術の啓発
本コンソーシアムは岩手県内に留まらず、国内外における標準技術を把握し、これらを岩手県内に啓発することと、国際標準と互換性のある「岩手スタンダード」を確立するとともに、岩手県で新規に開発した技術を世界の標準機関へと提言することを第二のねらいとしています。

(3)主要技術の共同研究開発と知的財産の維持
本コンソーシアムで扱う主要な情報システム及びソフトウェア(プラットフォーム)については、共同契約に基づいて研究開発、特許出願を行います。その成果物については、会員の方々に対して安価に提供・開示し、普及に努めます。カスタマイズに関わる開発コストは、原則として導入者側で負担することとしますが、必要なノウハウは提供します。また、カスタマイズで得られた改良すべき点については、「ポラーノ広場」にフィードバックし、プラットフォーム自体も進化・発展させてゆくこととします。

(4)地域産業の育成
本コンソーシアムでの技術開発、改良は、地域毎或いはテーマ毎に岩手県内の産官学が連携したワーキンググループ体制によって行い、地場産業の育成と地域雇用の創出にも寄与します。特に、コンピュータに弱い方でも使える情報システムを開発・導入することにより、高齢者にも働ける場を提供することに力を入れます。また、政府や自治体の補助が必要な事業については、応募するテーマ内容・技術課題の検討に協力します。